2026年8月22日(土)。
自著Kindle本の出版日でした。
本を出した日の夜、
わたしは家にいませんでした。
金曜の午後から娘と実家へ帰省していたのですが、
20時からXスペースで行う出版ライブがあったからです。
母に娘の寝かしつけをお願いして、
わたしは近所のシェアラウンジ(カフェとコワーキングスペースの中間みたいな場所)へ。
初めて入ったそこには、
ケーキもアイスもありました。
「めちゃめちゃ快適っ…!」
出版した日の夜なのに、
まずアイスに心を奪われながら、
人生初のXスペースが始まりました。
「これ、誰か一人にでも届くのかな」
本のタイトルは、
『わたしって、何が好きだったっけ?』。
仕事や子育てに追われるうちに、
後回しにしていた「わたし自身」のことを書いた本です。
書き終えたあとも、
「ここはいらないかな」
「いや、ここは足りないかも」
と、直して読んで、また直す。
一人で確認していると、不安も大きくなりました。
わたしは有名人ではありません。
本当に誰かが読んでくれるんだろうか。
でも、わたしが一人で悩んでいる間にも、
本の周りには人が集まっていました。
一人で作ったつもりが、一人ではなかった
表紙を作ってくれた人。
応援記事を書いてくれた人。
本を見つけて、買ってくれた人。
そして発売日の夜には、
Xでつながった作家のねんどさんが
出版ライブを開いてくれました。
「時間もつかな。すぐ終わっちゃったらどうしよう..」
そんな心配をしていました。
だって話すのも上手にできないし、
自分の声だってあまり好きじゃない。
なんといってもはじめてのXスペース配信でとにかく緊張していました。
でも、気づけばあっという間の一時間。
実家では、
その間ずっと母が娘を寝かせてくれていました。
ライブには、
仕事帰りにイヤホンで聞いてくれる人、
コメントや拍手を送ってくれる人もいました。
画面には、
その人たちのアイコンがずらっと並んでいました。
画面の数ミリ上を、なでなでしていた
ねんどさんから、
「アイコンもスクショしておくと、あとで記念になりますよ」
と教えてもらい、
わたしはすぐに撮りました。
パシャパシャパシャパシャ。
ほぼ同じ画面でも、何枚も撮りました。
そしてアイコンを見ながら、
わたしは本気で、
「なでなでしてます」
と言っていました。
ただ、画面を触って何か起きたら怖いので、
「数ミリ上の空気をなでなでしています」
…何してるんでしょう、わたし。
でも、それくらい嬉しかったんです!
一人で原稿を見ていたときは、
「誰か一人にでも届くのかな」
と思っていました。
その答えが、
目の前に並んでいました。
ライブの途中思わず出たのが、
「本ができたことより嬉しいかもです、今回」
という言葉でした。
届いていないように見えても
発信していると、
「これ、意味あるのかな」
と思うことがあります。でも、
反応が見えないことと、
届いていないことは同じではありません。
もし今、
書いたものや作ったものを出すのが怖いなら、
まずちょっとだけ外に出してみてください。
出してみないと、
画面の向こうにいる人には出会えません。
昨日の夜のわたしは、
本を出版した人というより、
「本当にあの人がいた…!」って喜んで、
アイコンの数ミリ上の空気をなでていた人でした。
あなたにも今、
「出したいけど、ちょっと怖いもの」ってありますか?
よかったら、
コメントで教えてくださいね。
今日ひとつだけ、
ちょっと出してみるところまで進めてみませんか。





